チャーリー

孤独な男とやんちゃなラブラドール犬が、南インドからヒマラヤを目指しインド縦断の旅に出るロードムービー。映画大国インドで「サンダルウッド」と称されるカンナダ語の映画として歴代5位の興行収入を記録した。楽しみといえば酒と煙草とチャップリンの映画だけの偏屈者の主人公が、悪徳ブリーダーのもとから逃げ出してきた一匹のラブラドールの子犬と出会い、チャーリーと名付け心を通わせるが、チャーリーが血管肉腫で余命わずかだと判明する。カンナダ語映画界の人気スター、ラクシット・シェッティが主演と製作を務め、監督のキランラージ・Kとともにコロナ禍の中、3年以上の製作期間、167日に及んだ撮影を経て本作を完成させた。