TATAMI

2019年、日本武道館での世界柔道選手権で実際に起こった事件をベースに映画化。女子世界柔道選手権開催中、イラン代表の女子柔道選手が金メダルを目前に、政府から敵対国であるイスラエルとの対戦を避けるため棄権を命じられる。自分自身と人質に取られた家族にも危険が及ぶ中、怪我を装って政府に服従するか、自由と尊厳のために戦い続けるか、人生最大の決断を迫られる。イスラエル出身の映画監督ガイ・ナッティブとイラン出身の俳優ザーラ・アミールが共同でメガホンをとり、製作に参加したイラン出身者は全員亡命、映画はイランでは上映不可となっている。