花まんま

2005年・第133回直木賞を受賞した朱川湊人のベストセラー小説『花まんま』を映画化。早くに両親を亡くし、大阪の下町でふたりで暮らす兄と妹の絆を描く。死んだ父との約束を胸に、たったひとりの妹の親代わりとして生きる熱血漢の兄を鈴木亮平、奇妙な記憶と秘密を抱えた妹を有村架純が演じる。監督を務めるのは、『そして、バトンは渡された』『九十歳。何がめでたい』などを手がけた前田哲。タイトルの『花まんま』は、子どものままごと遊びで作った大切な人に贈る小さな花のお弁当のこと。