YIDFF2025 ポストイベント『彷徨う者たち』上映&マロリー・エロワ・ぺスリー監督トーク

【日時】
 2025年10月16日(木) 18:20~上映(上映後登壇/20:40終了予定)

【登壇】
 マロリー・エロワ・ぺスリー監督

【料金】※当日受付
 一般 1000円 / 大学生 500円 / 高校生以下無料

【会場】
 鶴岡まちなかキネマ・キネマ3 (定員78名)

【共催】
 認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭 / 庄内ドキュメンタリー映画友の会

【お問い合わせ】
 dokitomo@mbr.nifty.com(庄内ドキュメンタリー映画友の会)

彷徨う者たち(フランス、グアドループ/2024/93分)
L’Homme-Vertige: Tales of a city

カリブ海に浮かぶグアドループの都市ポワンタピートルでは再開発が進められているが、カメラを手に歩いてみると、全体が廃墟であるかのような街並みが現れる。薬物中毒のラッパー、肺ガンを患い療養する元キューバ革命の闘士、観察者としての寡黙な詩人、取り壊し予定の集合住宅に住む若い女性。土地に住む人々の視線や言葉から見えてくるのは、かつては植民地として、現在はフランスの海外県として故郷が簒奪されているという被支配の歴史と、しかしながらそんな境遇に対する抵抗の意志である。グアドループの出身である監督が、約5年の歳月をかけて祖国での撮影を行った。

〈登壇者プロフィール〉
マロリー・エロワ・ペスリー Malaury Eloi Paisley
カリブ海のフランス海外県 グアドーブル出身の映画作家、映像作家。パリ、モントリオール、キューバ国際映画テレビ学校でアートおよび映画を専攻。短編作品『Chanzy Blues』(2017)でデビューし、2017年からはグアドーブルで作家映画のキュレーション活動を行っている。