渇水

刊行から30年の時を経て、河林満の芥川賞候補作『渇水』が初の映画化。一件の「停水執行」をきっかけに、孤独を抱えた水道局員とたった二人で家に残された幼い姉妹との間に生まれる絆を描く。水道料金を滞納している家庭や店舗を訪ね、水道を停めて回る主人公の水道局員を生田斗真が熱演。「凶悪」「孤狼の血」などを送り出してきた白石和彌監督の初プロデュース作品。